Dual meaning

Senseという英単語には大きく分けて「意味」と「感じる」の二つの意味があるとされているが、よく考えたら前者は論理的、後者は感覚的なもので、矛盾するのではないか?

手元のOxford Dictionary of Englishによると、senseの語源は

from Latin sensus ‘faculty of feeling, thought, meaning’, from sentire ‘feel’

であり、どちらかが途中で加わったわけではなさそうだ。

そして、さらによく考えると、「意味」として使うときの用法は

1. It doesn’t make sense.

2. common sense

3. in the truest sense of the word

のように、頭で考える「意味」よりも、むしろ日本語でいう「腹落ち感」「習慣」のような身体的な理解に近いように思える。つまり、身体感覚としての「意味」。

そう考えると、「意味」と「感じる」の2つの sense は矛盾しない。というより、論理と身体感覚を対立させる必要もなくて、本来は全体性を持った世界の見方が可能ということなのだろう。

論理性や合理性偏重の世の中に違和感を感じながら、それにとらわれていたのは自分だったのかもしれない。


ネットで調べていて出てきた例文:

He is a big man, in every sense of the word.

エリザベス女王お気に入りのホテル The Goringの支配人、David Morgan-Hewitt を思い出した。本当に色々な意味でスケールが大きい。